盛夏のやんばる

2008.July.26-Aug.2


7月31日(木)

朝5時、夜明けの少し前に目覚まし音が鳴る。車中に5泊もするとさすがに腰や背中が痛くなってくる。虫があまり来ていない蛍光灯を撤収し、コンビニへ。

まずは、こちらの青系コンビニ。


オキナワクワカミキリ

入り口のところにいて、もう少しで踏まれるところだった。


ヒメトンボ

昨日、水田地帯で見たのと同種。昼間は気配に敏感で5m以内に近寄らせてもらえなかったが、朝は簡単。

続いて、緑系のコンビニ。


ナナホシキンカメムシ

床、窓、軒先と、無数にいる。他には大量のツチカメムシsp.

移動中にも、夜はどんどん明けていく。

果物市が開かれる場所。トイレの灯火が狙い目。

オキナワヒラタクワガタ♀(瀕死)と、コカブトムシ(死骸)


リュウキュウドウガネ

上翅の後方部分に小さな張り出し部分があるのがアオドウガネとの違い。


ミドリヒメシャク

壁面の自然な汚れと見事に調和していて、遠目では気づかなかった。

こんなところで灯火めぐりは終了。昨日、山に置き忘れてきた材を思い出して回収し、長竿の部品を落とした場所へ戻って無事に回収してから、一気に南下。神戸に戻る前に、祖母と父に会っておくため。

土地勘がある場所まで来たところで、まずは材の発送準備。灼熱の車中に材を放置したまま駐車していては、確実に全滅してしまうため。市場でダンボール箱をもらって、山で採集した材を梱包し、コンビニへ。

その後、家に寄る前にいつもの公園でちょっと探索。かつてはイチジクカミキリが採れたりもしたそうだが、今は影も形もない。

センダンの木を見ると、至るところから木屑が噴出。

木を見上げると、あちこちにしおれてぶら下がった枝が目に付く。正体はわかっているので、あとは触角を目安にじっくりと探すだけ。

1分ほどで、最初の個体を発見。


ゴマダラカミキリの一種(移入種)
(虫仲間の鑑定では、タイワンゴマダラカミキリ)

この後、けっこう粘って採集するも、触角欠けがとても多かった。

夜は親戚とともに夕食会。ひさびさにまともな夕食を食べて、家の中で眠った。

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