ヒメコスカシバSynanthedon tenuis

ヒメコスカシバ
Synanthedon tenuis (Butler, 1878)

2006年4月23日 カキノキ材より羽化脱出
東京都府中市東京農工大学産

分布

北海道、本州、九州

出現時期

5~9月

寄主植物

カキノキ、クリ、カシワ、アラカシ、クマイチゴ、サクラ、フジ、クマシデ、カワラハンノキなど

開張

♂ 14~19mm、♀ 16~21mm

ムナブトヒメスカシバと並んでもっとも小さいスカシバガです。幼虫はいろいろな植物に穿孔します。かつてはカキノキの大害虫とされていましたが、防除法が確立されて現在はあまり問題になっていないようです。

ヒメコスカシバSynanthedon tenuis

穿孔サイン

幼虫はカキノキの枝の分岐(樹皮が粗い所)に穿孔し、細かい糞を外に排出します。

ヒメコスカシバ幼虫Synanthedon tenuis-larva

2006年3月31日 東京都府中市東京農工大学にて
カキノキ樹皮下の終齢幼虫

ヒメコスカシバSynanthedon tenuis

成虫は非常に小さいです。

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