コスカシバ
Synanthedon hector (Butler, 1878)
2006年8月28日 東京都府中市東京農工大学にて
サクラ幹に産卵する♀
分 布 | 北海道、本州、四国、九州 |
出現時期 | 5〜11月 |
寄主植物 | サクラ類、モモ、ウメ、アンズ、リンゴなど |
開 張 | ♂ 17.5〜29mm、♀ 19〜32mm |
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平地でもっとも普通に見られるスカシバガです。
サクラの幹からヤニが出ている所には本種の幼虫が加害しています。
ウメやモモの害虫として知られています。
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2006年8月28日 東京都府中市本町水田にて
サクラ幹に見られる幼虫の穿孔サイン
幼虫が穿孔する部位からは樹液と糞が出てきます。
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繭の中の終齢幼虫
幼虫は蛹になる前に糞を糸でつづって繭を作ります。
樹皮には脱出孔を空けておき、繭の先端を孔に合わせて作ります。
繭の中の蛹
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2007年9月24日 東京都世田谷区にて
ヤマイモ科植物の花で吸蜜する個体