ヒゲブトハナムグリ
Amphicoma pectinata (Lewis, 1859)
2004年5月11日 東京都府中市東京農工大学にて
イネ科植物の葉に静止する♂
晩春～初夏に出現しますが、発生期間は1週間くらいと短いです。生息場所も限定されるそうですが、多摩地域には結構生息地があります。♂は天気が良い日に日なたでよく見られ、植物や石の上に止まって休息していたり地面すれすれの高さを飛翔していたりいます。
♀は目に付く機会はまれとされています。♀は羽化して交尾を済ませたらすぐに産卵のため土に潜るからだと考えられています。土に潜りつつある♀を多くの♂が取り囲んでいることもあるそうです。写真撮影した場所では午前中に♀が２匹連続で目の前に飛んできたことがあります。その時は♂は無反応でした。