イネクビボソハムシOulema oryzae

イネクビボソハムシ
Oulema oryzae (Kuwayama, 1929)

2015年6月11日羽化
東京都葛飾区産(飼育個体)

水田や湿地に生息し、成虫・幼虫ともにイネ、マコモなどの葉を食べます。水田での発生は寒冷地や山間部で多いそうです。

イネクビボソハムシ幼虫Oulema oryzae-larva

2015年5月29日 東京都葛飾区にて
マコモの葉に静止する幼虫

幼虫は泥を背中に身に着けて身を守っているため、農業関係者からはイネドロオイムシと呼ばれています。

イネクビボソハムシ繭Oulema oryzae-cocoon

飼育下で見られた繭

老熟幼虫は食べている植物の葉に繭を作り、蛹化・羽化します。

イネクビボソハムシOulema oryzae

2006年6月25日 山梨県にて
イネの葉上で交尾する個体

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