ノハラボタル
Pyropyga alticola Green, 1961
2016年7月17日 東京都葛飾区にて
湿地脇のセイタカアワダチソウに静止する個体
北米原産の外来種と考えられており、多摩川や荒川流域で生息が確認されています。成虫は初夏から晩夏にかけて出現します。
1998年に記録されてから長い間「ノハラボタルPyropyga sp.」として扱われてきましたが、詳細な調査の結果、種名（学名）はPyropyga alticola Greenと確定して2018年発表されました(Kawashima, 2018)。
参考文献
Kawashima, I., 2018. External characters of the naturalized species, Pyropyga alticola Green, 1961 (Coleoptera: Lampyridae: Lampyrinae: Photinini) settled in the Kanto Plain, central Honshu, Japan. Japanese Journal of Systematic Entomology, 24(1): 67-72.