シラホシハナムグリProtaetia brevitarsis brevitarsis

シラホシハナムグリ
Protaetia brevitarsis brevitarsis (Lewis, 1879)

2013年8月20日 東京都大田区にて
ハンノキの樹液に集まる個体

平地に生息し、成虫は夏にコナラ、クヌギなどの樹液に集まります。よく似た種にシロテンハナムグリがいますが、後翅が青黒いことで区別は容易です。

関東では1980年代頃までは平地でシロテンハナムグリとともに普通に見られたようですが、その後、人知れず急速に減少して一部地域を除きほとんどみられなくなっています。しかし、2010年代になり東京の沿岸部で多くの個体が生息していることが発見されました。当地ではシロテンハナムグリよりも圧倒的に個体数が多くなっています。

シラホシハナムグリProtaetia brevitarsis brevitarsis

2009年6月14日兵庫県神戸市にて
クヌギ樹液で食事中の個体

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