サジクヌギカメムシ
Urostylis striicornis Scott, 1874
2010年11月2日 東京都奥多摩町にて
林縁のビーティングで得られた個体(♂)
平地から山地にかけて生息しています。通常は黄緑色ですが、秋には赤味を帯びるようになります。
良く似た種にクヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシがいて、クヌギカメムシは気門が黒色なので他2種と容易に区別できますが、ヘラクヌギカメムシとは腹節末端をよく観察する必要があります。
オスの腹部末端の突起
両側が先端に向かって広がり、サジ状になっています。ヘラクヌギカメムシでは両側がほぼ平行になります。メスでの識別は難しいそうです。
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