オオスズメバチVespa mandarinia japonica

オオスズメバチ
Vespa mandarinia japonica Radoszkowski, 1857

2007年10月29日 東京都府中市東京農工大学にて
サザンカの花を訪れた個体

日本最大、世界でも最大級のスズメバチです。平地から山地にかけて生息しています。樹液、熟した果物などに集まります。樹液の出る木で樹皮をかじり、樹液を出し続ける役割を担っています。土中に巨大な巣を作るので知らずに近づいて襲われることがよくあります。秋になるとオスと新女王が出現し、交尾した後で女王だけ越冬します。冬になると旧女王・働き蜂は死に絶え、巣は二度と使われることはありません。コガタスズメバチに似ていますが、胸部後半には黄色い紋があることで区別は容易です。

オオスズメバチVespa mandarinia japonica

2023年5月4日 東京都世田谷区にて
コナラの樹液を訪れた個体(働き蜂)

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