ダイズサヤムシガMatsumuraeses falcana

ダイズサヤムシガ
Matsumuraeses falcana (Walsingham, 1900)

2015年10月8日羽化
東京都葛飾区産(♂個体、交尾器確認済)
エンジュの実に穿孔していた幼虫を飼育したもの

平地から丘陵地にかけて生息し、成虫は春から秋にかけて出現します。幼虫は各種マメ科植物の実などを食べるそうです。似ている種にマメヒメサヤムシガ、クズヒメサヤムシガ、アズキサヤムシガがいて、>寄主植物も互いに重なっています。個体変異も多いため同定の際には交尾器を確認するのが確実です。

交尾器が載っている文献
Razowski, J. &T. Yasuda, 1975. On the Laspeyresiini genus Matsumuraeses Issiki (Lepidoptera, Tortricidae). Acta Zoologica Cracoviensia, 22: 89-106,pl.9-12.PDF

ダイズサヤムシガMatsumuraeses falcana

2016年11月17日羽化
東京都葛飾区産(♀個体、交尾器確認済)

ダイズサヤムシガ幼虫Matsumuraeses falcana-larva

2016年10月31日 東京都葛飾区にて
ハギの葉を綴って潜んでいた幼虫
(飼育により本種であることを確認済)

inserted by FC2 system