ニカメイガChilo suppressalis

ニカメイガ
Chilo suppressalis (Walker, 1863)

2016年5月5日羽化
東京都葛飾区産
(マコモに穿孔していた幼虫を飼育)
(交尾器確認済)

平地から丘陵地にかけて生息し、成虫は初夏と盛夏の年2回出現します。幼虫はイネ、トウモロコシ、キビ、ガマ、マコモの茎内に穿孔します。よく似た種にニカメイガモドキがおり、識別には交尾器を確認する必要があります。ヨシツトガにも似ていますが、前翅に銀色の鱗粉がないことで区別は容易です。かつては稲作の大害虫でしたが、栽培時期・品種・農薬・ワラの処理方法などが変化して、現在ではあまり見られなくなってきています。

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