アサカミキリ
Thyestilla gebleri (Faldermann, 1835)
2004年12月 東京大学総合研究博物館にて
東京都杉並区産の標本
分布 |
本州、四国、九州、 |
出現時期 |
5~8月 |
寄主植物 |
アサ、クサマオ、アザミ類 |
体長 |
10~15mm |
名前の通り麻の害虫として知られていましたが、麻の栽培が禁止されたことと、草原の消滅により急激に減少しました。2000年以降はアザミ類に依存する個体が局所的に残存するのみで絶滅が危惧されています。成虫は夏に出現し、アザミ類の新芽を後食します。
東京都での最後の記録地は奥多摩町です。アザミ類の群生地を丹念に探せば再発見できるかもしれません。