チャイロヒゲビロウドカミキリAcalolepta kusamai

チャイロヒゲビロウドカミキリ
Acalolepta kusamai Hayashi, 1969

2010年6月26日
東京都稲城市にて
ユズリハの根元の灌木に潜んでいた個体(♀)

分布

本州(関東地方)、伊豆諸島

出現時期

5~8月

寄主植物

ニワトコ、クサギ、ユズリハ

体長

17~29mm

平地に生息し1980年代まではニワトコの衰弱木で普通に見られたそうです。1990年代以降は劇的に減少し、ほとんどみられなくなっています。2000年代になってユズリハでの寄生が確認され、千葉、神奈川、東京、茨城、埼玉で再発見されています。

チャイロヒゲビロウドカミキリAcalolepta kusamai

他のビロウドカミキリ類とは、触角第1節が著しく膨大することで区別できます。

チャイロヒゲビロウドカミキリAcalolepta kusamai

2010年6月26日
東京都稲城市にて
ユズリハの枯葉に潜む個体(♂)

inserted by FC2 system