ハイイロハナカミキリRhagium (Rhagium) japonicum

ハイイロハナカミキリ
Rhagium (Rhagium) japonicum Bates, 1884

2007年11月3日
東京都奥多摩町にて
カラマツ樹皮下の蛹室内にとどまる個体(♂)

分布

北海道、本州、
利尻島

出現時期

4~7月

寄主植物

マツ科をはじめとした各種針葉樹

体長

10~17mm

成虫は春に出現し、モミなどの針葉樹の枯木や伐採木に集まります。幼虫は樹皮を食べ、夏頃には羽化してそのまま蛹室に留まり、越冬して翌年の春に野外に出ます。東京では奥多摩町だけから記録されています。

よく似たホンドニセハイイロハナカミキリは上翅の白黒模様のコントラストが不明瞭です。

ハイイロハナカミキリ属の比較Rhagium comparison-Japan

左:東京都八王子市産
右:東京都奥多摩町産

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