ヘリグロチビコブカミキリ
Miccolamia (Isomiccolamia) takakuwai Hasegawa et N.Ohbayashi, 2001
2007年10月13日
東京都奥多摩町にて
イタヤカエデの枯枝から得られた個体
分布 |
北海道、本州、四国、九州 |
出現時期 |
4~7月、10~12月 |
寄主植物 |
キブシ、ミズキ、クリなど |
体長 |
3.7~5.5mm |
平地から山地にかけて生息しています。成虫は春先にキブシやミズキなどの枯枝に集まります。秋に新成虫が出現して野外成虫越冬すると考えられています。
かつてはチビコブカミキリMiccolamia verrucosa Batesとされていましたが、2001年の分類学的再検討の結果、この和名・学名は別の種類に充当されて新しい和名・学名が充てられました。
参考文献
長谷川道明・大林延夫, 2001. 日本産チビコブカミキリ類について. 月刊むし, (366): 10-15.
Hasegawa, M. & N. Ohbayashi, 2001. A revisional study on the genus Miccolamia of Japan (Coleoptera, Cerambycidae, Lamiinae). Japanese Journal of Systematic Entomology, 7(1): 1-28.