ヒメスギカミキリCallidiellum rufipenne

ヒメスギカミキリ
Callidiellum rufipenne (Motschulsky, 1860)

2005年4月14日
東京都府中市東京農工大学にて
スギ丸太を覆うブルーシートに静止する個体(♂)

分布

北海道、本州、四国、九州、
奥尻島、佐渡、伊豆諸島、隠岐、対馬、壱岐、種子島、屋久島、トカラ中之島、奄美大島、沖永良部島、沖縄諸島

出現時期

3~7月

寄主植物

スギ、ヒノキ、モミなど

体長

7~12mm

初春にスギ・ヒノキの新しい伐採木に集まります。♂の上翅は赤褐色~青藍色~青黒色まで変化します。上の写真の個体のように黒地に赤い紋が入ることもあります。一方、♀の上翅はほとんどが赤褐色です。幼虫は主に樹皮下を食べて成長します。そのため、スギ・ヒノキ材の害虫とされています。生息地での個体数は極めて多いです。

ヒメスギカミキリ食痕Callidiellum rufipenne

樹皮をはがすとこのような食痕がみられます。

ヒメスギカミキリCallidiellum rufipenne

2005年4月17日
山梨県にて
ヒノキ伐採木上に静止する個体(♂)

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