ホンドニセハイイロハナカミキリ
Rhagium (Rhagium) femorale N.Ohbayashi, 1994
2006年2月5日
東京都八王子市にて
アカマツ樹皮下の蛹室で越冬する個体
分布 |
本州、四国、九州 |
出現時期 |
3~7月 |
寄主植物 |
モミ、トウヒ、ヒメコマツ、アカマツ、クロマツなど |
体長 |
9~16mm |
成虫は針葉樹の枯木や伐採木に集まります。幼虫は樹皮下を食べて蛹室もそこに形成します。羽化した成虫はそのまま蛹室内で越冬し、翌年春に材外へ脱出します。かつて、ニセハイイロハナカミキリRhagium pseudojaponicum Podany, 1964とされていた種です。
図鑑では樹皮に背を向けた写真が多いですが、材部に背を向けていることもあります。
2007年12月8日
東京都奥多摩町にて
ツガ立ち枯れの樹皮下で越冬していた個体(♂)