クビアカトラカミキリXylotrechus (Xylotrechus) rufilius

クビアカトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) rufilius Bates, 1884

2008年6月14日
兵庫県神戸市産
アベマキ伐採木を走り回っていた個体(♀)

分布

北海道、本州、四国、九州、
佐渡、隠岐、対馬、屋久島

出現時期

5~9月

寄主植物

クヌギ、コナラなど各種広葉樹

体長

7~13mm

平地から山地にかけて生息し、成虫は夏に出現します。晴天の気温が高い日の午後に、広葉樹の新鮮な枯木や伐採木に集まります。動きはすばやく、木の上を走り回っていることが多いです。分布はやや局所的ですが、個体数は多いです。もともと関東地方には少なかったようですが、21世紀になって各地で見られるようになりました。

クビアカトラカミキリXylotrechus (Xylotrechus) rufilius

2012年6月17日
大阪府泉佐野市にて
アベマキ切り株に産卵する個体(♀)

東京では奥多摩で1970年代の記録があるだけですが、丘陵地には生息しているようです。八王子市高尾山で、夜に灯火に来ていた個体を採集したことがあります。

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