クビアカツヤカミキリAromia bungii

クビアカツヤカミキリ
(別名クロジャコウカミキリ)

Aromia bungii (Faldermann, 1835)

2017年7月2日
東京都福生市にて
サクラの幹に静止していた個体

分布

侵入:本州(関東地方、近畿地方、東海地方)
在来:朝鮮半島、中国、台湾、北ベトナム

出現時期

6~7月

寄主植物

日本ではサクラ、ウメ、スモモなど

体長

22~38mm

2012年に愛知県で初めて侵入が確認され、2017年現在1都7県で発見されています。幼虫はサクラなどの生木の樹皮下を中心に穿孔し、枯死させてしまいます。東京都では2015年に福生市、あきる野市で発見され、2017年現在も発生が続いています。

クビアカツヤカミキリ幼虫のフラスAromia bungii-frass

幼虫の排出するフラス

目の粗い木屑がつながって排出されるのが特徴です。

クビアカツヤカミキリ羽化脱出孔Aromia bungii-hole

羽化脱出孔

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