マツノマダラカミキリMonochamus (Monochamus) alternatus endai

マツノマダラカミキリ
Monochamus (Monochamus) alternatus endai Makihara, 2004

2005年6月9日
アカマツ材より羽化脱出
東京都府中市東京農工大学産

分布

本州(青森県以外?)、四国、九州、
伊豆諸島、小笠原諸島、壱岐、対馬、種子島、屋久島、奄美大島、沖縄島

出現時期

5~10月

寄主植物

マツ類、モミ類、トウヒ類

体長

14~27mm

松枯れの原因となるマツノザイセンチュウを媒介することで有名です。幼虫は衰弱木や新しい枯死木に穿孔します。幼虫が穿孔することのみでマツが枯死することは稀です。以前は比較的珍しい種類だったようですが、外来種のマツノザイセンチュウを媒介するようになり各地でマツが衰弱することで普通種になったそうです。比較的珍しい時代にはマダラヒゲナガカミキリと呼ばれていました。

マツノマダラカミキリMonochamus (Monochamus) alternatus endai

2012年7月19日
大阪府泉佐野市にて
アカマツの枝に静止するペア

マツノマダラカミキリ産卵痕Monochamus (Monochamus) alternatus endai

2012年7月19日
大阪府泉佐野市にて
産卵痕(画像中央)

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