ウスバカミキリAegosoma sinicum sinicum

ウスバカミキリ
Aegosoma sinicum sinicum White, 1853

2006年6月12日
モミ材より羽化脱出
東京都八王子市産

分布

北海道、本州、四国、九州、
礼文島、奥尻島、佐渡、伊豆諸島、隠岐、壱岐、対馬、種子島、屋久島、口永良部島、トカラ中之島、奄美諸島

出現時期

5~9月

寄主植物

各種の針葉樹および広葉樹

体長

30~55mm

名前の通り、上翅がやや薄くて柔らかくなっています。夜行性で灯火によく飛来します。幼虫はやや腐朽した材に穿孔しており、大きな樹洞の内壁に穿孔していることもあります。

ウスバカミキリ幼虫Aegosoma sinicum sinicum-larva

終齢幼虫(神奈川県産)

長さ5cmのタッパーに体を縮めてなんとか収まる大きさです。材にはもっと大きな幼虫もいました。

ウスバカミキリ蛹Aegosoma sinicum sinicum-pupa

蛹(神奈川県産)

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