テツイロヒメカミキリ
Ceresium sinicum White, 1855
2005年4月27日
ブドウ材より羽化脱出
東京都稲城市産
分布 |
本州(関東以西)、九州 |
出現時期 |
5~7月 |
寄主植物 |
ケヤキ、アカメガシワ、サクラ、イチョウなど |
体長 |
9.5~15.5mm |
通常は野外で成虫を見ることは少ないそうですが、ネズミモチの花に来ているのを見たことがあります。各種広葉樹の細枝に幼虫が穿孔していて、材採集では多数の個体を得ることができます。ヨコヤマヒメカミキリに似ていますが、前胸は細長く、色は上翅より明らかに濃いことで区別できます。
本州での分布は局地的で京浜・阪神地域といった都市域に集中していることから、外国からの移入種ではないかと考えられています。